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安全のために2

不二家におけるAIB(American Institute of Baking)フードセーフティの取り組みについて

AIB指導監査(平塚工場)の様子

不二家では2007年2月より、洋菓子製造5工場、菓子製造3工場のすべての工場でAIBフードセーフティに取り組んでいます。AIBフードセーフティとは、米国にあるAIB(米国製パン研究所)が食品安全衛生に関する法律・規則を基に独自に設定した「AIB国際検査統合基準」に則って、食品安全衛生管理を有効に機能させるために行う活動です。「AIB国際検査統合基準」には、原材料の入荷から製品の出荷まで安全性を確保するために下記の5つのカテゴリーで構成されています。

  1. 1作業方法と従業員規範
    製品が従業員や生産工程によって汚染されることを防ぐ方法を示しています。
  2. 2食品安全のためのメンテナンス
    施設や設備が衛生上、及び食品安全上の危害を招かないように、最適な設計や保全方法を示しています。
  3. 3清掃活動
    製品の汚染を回避するための清掃に関するガイドラインを示しています。
  4. 4総合的有害生物管理
    有害生物(鼠族、昆虫類)による食品の汚染を避けるための管理方法を示しています。
  5. 5前提条件と食品安全プログラムの妥当性
    前提条件プログラムを施設全体に一貫して実施していることを確実にするための基準を示しています。

各カテゴリーで守る事項が詳細に決められており、合わせると約100項目になります。AIBでは、外部専門機関による監査があり、点数で評価されます。「AIB 国際検査統合基準」の5つのカテゴリーが各200点の配点を持ち、総合評価として1000点満点で採点されます。
不二家ではこの外部専門機関によるAIB監査を受け、全ての工場で合格を獲得しています。
さらに、毎年、菓子製造工場の秦野工場、平塚工場、富士裾野工場、洋菓子製造工場の埼玉工場、野木工場、泉佐野工場で、外部機関によるAIB監査を受けることで、AIB活動のレベルアップと工場の食品安全衛生管理の強化に努めており、2019年も順次実施していく予定です。また、当社子会社不二家フードーサービスのレストラン店舗についてもAIB監査を実施しています。
また、継続的なAIBシステムの実行のため、各工場において月1回、全ての製造設備に対して、「AIB国際検査統合基準」に適合しているか確認のための自主検査を実施しています。チームメンバーは、製造部門・間接部門の全ての部門から職制だけではなく若手も代表として集め、自主検査を通して、食品への危害を発見できる力を実践的に身につけています。
自主検査によって抽出された不適合な箇所は、必要な改善措置を対象部署に提案し、改善措置については、月1回実施している「食品安全衛生委員会」で改善進捗確認を行い、危害を排除するサイクルを回し、常に食品安全システムの維持向上に努めています。
その他にも、フードディフェンス(食品への意図的な異物混入の防止)についても、各工場に品質保証カメラを設置するなど対策を進めています。

ISO22000およびFSSC22000への取り組み

不二家菓子事業では、食品安全体制の更なる強化を目的として、食品安全マネジメントシステム(ISO22000:2005)※1および食品安全システム認証(FSSC22000)※2を取得しました(2018年4月20日)。
食品安全マネジメントシステム(ISO22000:2005)の適用範囲は菓子製造3工場だけでなく関連する本社部門も含んでおり、菓子事業全体で食品安全について考え、日々取り組んでいます。
全体マネジメントの運営や統括として、社長・各部門長などをメンバーとして食品安全チームを編成し、定期的にFMS会議※3を開催し、食品安全・製品品質に関する議論や各部門への指示を出しています。
さらに工場では工場長・各部署長をメンバーとした食品安全工場チームを編成し、FSSC22000運営のほか、FMS会議での指示事項を徹底し、工場の活動に繋げることで、本社部門と工場が一体となった食品安全管理体制の構築を図っています。
認証を取得してからは、さらに効果的かつ実態に即した運用を行うため、システムの検証・更新を行っています。特に、食品安全工場チームで実施する新ライン設置時のリスクアセスメントには以前にも増して重きを置いており、安全性を十分に確認した上で生産を開始しています。
2019年2月~3月には、認証取得後一年目のサーベイランス審査を受審し、4月11日に認証登録維持の判定をいただきました。
今後も、ISO22000、FSSC22000の活動を主軸に、皆様に絶対的に安心な製品をお届けできるよう努めてまいります。

  1. 1ISO22000:2005適用範囲
    菓子事業本部、食品安全衛生管理本部、秦野工場、平塚工場、富士裾野工場、輸出営業部、購買部、施設部 [統括部、広域営業部、食品品質検査担当、店舗指導担当、食品安全衛生管理本部洋菓子工場分室は除く]
  2. 2FSSC22000 適用範囲
    秦野工場、平塚工場、富士裾野工場
  3. 3FMS会議(Fujiya Management system)
    食品安全システムが有効に機能しているかをチェックするために開催する会議

食品安全品質方針

  1. 1当社はお客様に満足いただける、安全で品質のよい商品とサービスを提供します。
  2. 2関連法規を守り、安全・安心な食品安全マネジメントシステムを確立し、運用します。
  3. 3食品安全マネジメントシステムの有効性を担保するため、継続的な改善を行います。
  4. 4食品安全教育を徹底し、食品安全意識の向上及び食品事故の発生防止に努めます。
  5. 5風通しのよい企業風土を作り、社内及び外部関係者との積極的なコミュニケーションを図ります。

食品安全品質方針の達成のため、各部門の目標を設定し、レビューするとともに、全体に周知徹底します。

2019年3月26日
株式会社 不二家
代表取締役社長 河村 宣行

外部審査風景

製造ラインを監査し、質疑応答する様子
改善活動の取組みについて熱心に議論する様子
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